男社会の建築業界に"女性の活躍"を提言
籠田淳子こもりた じゅんこ
有限会社ゼムケンサービス代表取締役/けんちくけんせつ女学校 校長 / 経営管理修士 一級建築士/商業施設士
プロフィール
1985年 滋賀県立短期大学工学部建築学科卒業後ハウスメーカー勤務やヨーロッパ留学などを経て、1993年に実家であるハゼモト建設株式会社に入社。デザイン企画・設計・木工事職長・現場監督など自分自身のキャリアから女性の多能工化に可能性を見出す。
2000年 有限会社ゼムケンサービス代表取締役に就任し女性ならではの感性や視点を生かす設計と施工を同時に実行できる地域に必要とされる小さな工務店ビジネスを着想。女性の活躍機会を広げる働き方の工夫や人財育成に取り組むことを決意。
2006年 女性技術者をワークシアリングによる採用 働きやすい社風と環境整備のため「経営者の理念の確立とビジョンの明文化」「女性の目ざめ」に取り組む。
2011年 女性建築デザインチームを発足し社内外の建設に携わっている女性のネットワークを進める 「女性力はビジネスにする」宣言。
2013年 建設業で初めて内閣府女性のチャレンジ賞を受賞。
2014年 内閣府や日本商工会議所や 関連省庁 経営者団体より依頼を受けて建設業の女性活躍に関わる講演活動を開始。
2016年 国土交通省建設業イメージアップ戦略実践プロジェクトチーム(CIU)ひとづくり(女性×キャリア教育)ワークショップリーダーを務める。
2018年 けんちくけんせつ女学校構想着手 女性への動機付けと経営者への女性力ビジネスを啓蒙しダイバーシティマネジメントのネットワーク創りスタート、建設産業女性活躍推進ネットワーク 副幹事長就任。
2019年 けんちくけんせつ女学校 開校、国土交通省 建設業における女性活躍推進に関する新計画策定委員会 委員。
「女性力をビジネスに!」を合言葉に、多様な価値観を建設業界に活かし、さらなる活性化を目指しています。
■取得資格
・一級建築士、管理建築士・インテリアプランナー
・商業施設士・住宅性能評価員
・監理技術者・福祉住環境コーディネーター3級
・被災建築物応急危険度判定士・建築生産専攻建築士
・登録特殊建築物等調査資格者・建築仕上げ改修施工管理技術者
講演テーマ
女性力を現場力へ
・なぜ女性の入職が必要なのか?
それは男性だけではない多角的な視点によるダイバーシティ化の必要性や担い手確保などが大きな理由の一つ
・女性を特別視するということではなく、男女のギャップを理解しよう
男性には得意の分野があり、女性にも得意な分野がある。女性の活躍は今後、経営戦略上も重要になってきます。
男女双方の能力が発揮できるような業界へ
・そのために出来ること安全・品質・スピード・環境など現役社長ならではの多角的分析から提言を行います。
■その他講演テーマ
◎ 男女共創によるイノベーション戦略
◎ “女性力”で業界に構造改革を起こす
◎ 女性力を活かした新しい仕事観
■キーワード
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