山形和行やまがた かずゆき
元ANA機長
プロフィール
1948年 大阪府布施市(現・東大阪市)出身。
1971年 ANA全日本空輸入社。副操縦士となる。
1981年 YS-11の機長に昇格。
1984年 全てのお客様に安心して頂き、パニックコントロールに繋がるアナウンスを開始。
1992年 ジャンボジェットで成田とロンドン、パリ、ウィーン、フランクフルト、
ニューヨーク、ワシントンD.C、ロサンゼルス、バンコック、香港等に乗務。
2008年 ベスト・ファーザーin関西でベスト・ファーザー賞を受賞。
2010年 全日空401便(神戸発札幌行)飛行時間2万時間(地球約350周)達成。
2013年 ラストフライト全日空30便(伊丹発羽田行)乗務、65歳前日に全日空退職。
総飛行時間21,323時間(地球約373周)無事故。
ラストフライト迄27年3か月と7日間、
離陸してから全て目的地の空港に着陸する記録を達成。
退社後 【夢 実現】未来工房の代表に就任して全国各地で講演活動。
■主な書籍
・「「名物機長」の“夢実現”フライト人生 “打たれた杭”を支えた「訓え」とは」ごま書房新社
・「世界一のココロの翼を目指した名物機長のホスピタリティ」ごま書房新社
・「新版世界一のココロの翼を目指した“名物機長”のおもてなし」ごま書房新社
・「空高く 名物機長のつぶやき 日めくり」JDC
講演テーマ
夢、実現
1.心の目で観る。常に美しいもの素晴らしいもの、綺麗なもの良い事を観る事が出来る人は人生を2倍楽しめます。
逆に汚いものや悪い事ばかりを観ている人は最低の人生を送ります。
2.いじめに対して、子供達が自分自身で身を守る方法もあるのでは?子は宝ではないですか!
学校や世の中の責任も確かに有るでしょう。でも、御両親やその御家族が子供の微妙な変化を見過ごしていませんか?
3.副操縦士に操縦を任せた時の事、経験を積む将来への投資だが、
人の命を預かっているので取り返しの付かない失敗は許されない!反省会とはどう言う時にするのでしょうか?
成功したり上手く物事が行った時こそ反省が必要です。
なぜなら、どうして上手く行ったが解らなければ、又、成功出来るとは限らないからです。
機長はお客様の命を、親御さん達は大切な子供の命と将来を担っているのです。
4.仕事や人生は芸術。あのピカソでさえ、作品が気に入らなければ塗りつぶしています。
でも、私達は決してやり直す事が出来ない芸術作品を毎日描いているのです。
一生懸命頑張り仕事を芸術にまで仕上げると、結果としてそれに見合ったお金も得られます!
5.人生では最低限2つの目標を持たねば幸せになれない。
もちろん、途中で替えても良いのですが、1つ目は、遠い目標(夢)です。ただ、それだけでは幸せになれません。
なぜなら、近くが見えなくてつまずくからです。
2つ目は毎日の喜怒哀楽を大切にして、出来れば実現の可能性が高い、楽しい事を毎日見つけてやって行きましょう。
ただし、安易な楽しい事だけやっていますと、道を踏み外す事があります。
でも、1つ目の(夢)を持っている人は大丈夫です。
なぜなら、ふと、顔を上げた時、遠くの目標が見えるから軌道修正して真っ直ぐ歩けるのです。
6.100歳の翁とゴルフラウンドして学んだ事。
その時一緒の80歳の若者?とゴルフだとおっしゃいました。
「すべて前向きに!」「愚痴をこぼすな!」「感謝を忘れるな!」を常に実践し、
”葛飾北斎”と同じく死ぬまで向上心を忘れない事。物事を成就させるには「成功した!と過去完了で思う事」
「映像でその成功した情景を思い浮かべる事」
自分の力を信じて最後まであきらめず努力し、想いが強ければ強い程その人の望むものは得られるのです。
"名物機長の夢実現"~安全・危機管理について~
⾶⾏機のジェット⾳に乗って、パイロットの制服で登場します。
会場付近から離陸する情景を“心の眼”で観て頂ける【伝説のアナウンス】で講演を開始して、
⼭形機⻑ファンタスチックワールドに皆さんを誘います。
【伝説のアナウンス誕⽣秘話】乗客に安全・安⼼を伝えたい想いから⽣まれたものだった
乗客の命を守るパイロットとしての取り組みアイデアなど名物機⻑と呼ばれるまでに至った創意⼯夫の発想法など
最後に、機⻑の案内で海外夢旅⾏をして、⽇本まで機⻑の心の眼で操縦する⾶⾏機で帰って来ます。
■キーワード
#安全大会 #安全衛生 #学校 #教育 #生徒向