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二宮清純にのみや せいじゅん

スポーツジャーナリスト / 株式会社スポーツコミュニケーションズ 代表取締役

プロフィール

1960年、愛媛県生まれ。
スポーツ紙や流通紙の記者を経て、
フリーのスポーツジャーナリストとして独立。
オリンピック・パラリンピック、サッカーW杯、ラグビーW杯、
メジャーリーグ、ボクシングなど国内外で幅広い取材活動を展開。
執筆活動、スポーツニュース・報道番組のコメンテーターとしても活躍中。

明治大学大学院博士前期課程修了。
広島大学特別招聘教授。大正大学地域構想研究所客員教授。
経済産業省「地域×スポーツクラブ産業研究会」委員。
認定NPO法人健康都市活動支援機構理事。

■主な書籍
 ・「勝者の思考法」PHP研究所
 ・「スポーツ名勝負物語」講談社
 ・「人をみつけ 人を伸ばす」光文社・共著
 ・「人を動かす勝者の言葉」東京書籍
 ・「奇跡のリーダーシップ」小学館
 ・「メジャーリーグを10倍楽しむ方法」ベストセラーズ
 ・「ワールドカップを読む」ベストセラーズ
 ・「変われない組織は亡びる」祥伝社
 ・「歩を「と金」に変える人材活用術」廣済堂新書・新書
 ・「歓喜と絶望のオリンピック名勝負物語」廣済堂新書 他

講演テーマ

勝者の思考法

ゲーム中、「運」は戦いの場にいる両者の間を絶えず行き来する。
アスリートや監督、コーチはその「運」を手元に引き寄せるためにあらゆる努力を重ね、
策略を巡らすのである。
その結果が勝利というかたちで報われる。実力の裏づけなしには、運をつかむことはできない。
「運も実力のうち」というが、その言葉どおり、運は実力に包含される。すなわち「必然」である。
ところが、なぜか日本においては「敗者の美学」とでも言おうか、
敗北の中に美しい物語を見出そうとしてしまう傾向がある気がしてならない。
勝利に必要とされるロジックよりも、敗北の裏にあるストーリーを好む。
この国のスポーツメディアにおいて「涙」や「悲劇」という言葉が溢れているのが、その証拠だ。
敗者に同情して「負けも運」で済ませてしまったのでは、これはもう思考停止と言っていい。
敗因の分析を怠り、それを一過性のものとして看過してしまうことは、個々の選手、
あるいは競技全体のレベルアップを阻害してしまうことすらままあるのだ。
ゲームが双方にとって同じ条件、同じルールで行われる以上、勝因も、敗因も、
確実にゲームの中に存在する。
敗者に必要なのは慰めではない。「復活のためのチャンス」である。

■キーワード
#ビジネス #人材育成 #コミュニケーション #地域振興 #リーダーシップ

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