村木宏吉むらき ひろよし
労働衛生コンサルタント
プロフィール
1977年 旧労働省に労働基準監督官として採用され、北海道労働基準局(当時)、東京労働基準局(当時)の各労働基準監督署に勤務。
1984年 神奈川労働基準局(当時)に転勤。
2001年 同局管内各労働基準監督署及び局勤務を経て、神奈川労働局労働基準部労働衛生課の主任労働衛生専門官を最後に定年を待たず厚生労働省を退官。元労働基準監督署長。
過去に民間企業で勤務経験あり。
現在、労働衛生コンサルタントとして町田安全衛生リサーチ代表。労働基準法、労働安全衛生法、労災保険法等の著作あり。
■主な書籍
・「キーワードで規制と対策早わかり!企業担当者のための労働安全衛生法」第一法規株式会社
・「労災発生時対応完全マニュアル」労働新聞社
・「労働基準監督署の仕事をしれば社会保険労務士の業務の幅が広がります」日本法令
・「すぐ使える 衛生委員会の基本と実務」労務行政
・「建設現場の労災保険の基礎知識Q&A」大成出版社
・「建設業 働き方改革と労務知識Q&A」大成出版社
・「建設工事現場の統括管理 入門から中級へ」大成出版社 他
講演テーマ
事故の現場から見た安全管理のこれから
多くの労働災害の現場を見てきた豊富な経験から事故を起こさないための安全管理を考える。
事故を未然に防ぐためには、事故を起こすとどうなるか?を知ることも重要である。
・労災事故が起きたらどうする~とるべき措置と法的な責任~
・監督官が「悪質」と考える事例の傾向と対策
・元監督署長として企業に伝えたい「これだけは改善したい労務管理の最重要ポイント」
・最近の災害事例に学ぶ労働災害防止対策
建設業の働き方改革~法令改正で何をしなければならないか~
令和6年4月1日施行の建設業の働き方改革について、元労基署長 村木氏が働き方改革のポイント、対応策などを分かりやすく紹介します。
・建設業の働き方改革とはどのようなことか
・企業はどのようなことをしなければならないか
・法令改正の背景等
・国土交通省の取組(建設業法及び入契法の改正と工期設定等のためのガイドライン等)
・厚生労働省(都道府県労働局、労働基準監督署)の今後の動向
・まとめ:建設業のさらなる発展に向けて
同一労働同一賃金、建設業はどう対応すべきか
働き方改革による法改正等の一環で、正社員と非正規社員の労働条件の均衡待遇が定められました。
その具体的対応方法を学びます。
・正規雇用と非正規雇用
・法令改正の概要(同一労働同一賃金)
・均衡待遇とはどのようなことか
・企業における具体的対応
■その他演題
◎ 働き方改革を見すえた建設業の労務知識
◎ 改正建設業法、改正入契法と改正品確法のあらまし
◎ 最近の災害事例に見る安全管理のこれから
◎ 労災事故に遭いやすい人、遭いにくい人
■キーワード
#安全大会 #安全衛生大会 #安全衛生 #ビジネス #働き方改革 #ダイバーシティ