小西克哉こにし かつや
国際教養大学大学院客員教授 / 国際ジャーナリスト/コメンテーター
プロフィール
出身地 大阪市
最終学歴 東京外国語大学大学院地域研究科修士課程終了
(Master of International Affairs 国際学修士)
英語に堪能であり、大学は英語で講義。また、かつては英語の会議通訳・同時通訳を務た。 国際ジャーナリストとして特にアメリカ合衆国に関する知識に長けている。1984年テレビ朝日のCNNデイウォッチの司会者として注目され、後に「サンデープロジェクト」初代司会者。1977年サイマルインターナショナルにて国連国際刑法セミナー国連都市会議、官庁、企業等の会議通訳を担当。
NHK「NC9」「HNKスペシャル」ANB「ニュースステーション」「CNNデイウォッチ」等放送メディアにて通訳、翻訳を担当。特に「サンデープロジェクト」湾岸危機、湾岸戦争時にはCNN同通チームを主導。「羽鳥慎一モーニングショー」「深層 NWES」「そこまで言って委員会 NP」「村上信五くんと経済クン」など に出演し、アメリカのみならず様々の分野に独自の視点でわかりやすく解説。 集英社オンラインにも執筆中。
■主な出演
(ラジオ)
TBSラジオ 「荒川強啓デイキャッチ」「ストリーム」
文化放送 「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」「小西克哉のなんだ?なんだ!」
(テレビ)
NHK 「脳ミソの迷宮」
NHK教育「小西克哉のインタビューズ・オン・ジャパン」
朝日放送「キャスト」
(著書)
・「小西克哉の初級バイリンブック」桐原書店
・「小西克哉のインタビューズ・オン・ジャパン」日本放送出版協会
・「アメリカ大統領選挙を楽しむ百の方法」文藝春秋 他
講演テーマ
どうなるニッポン
尖閣・竹島問題で険悪化の一途を辿る日本の対アジア関係。何故、こうもこじれるのか?四半世紀近い長期デフレを克服できない日本は、今や国際的に経済失策の代名詞となっている。
中国・韓国の対日政策が、益々弱体化する日本の国力につけ込む形で形成されていることを見逃してはならない。加えて、国内の大手メディアの責任は甚大だ。些細な永田町的政治スキャンダルに膨大な時間やエネルギーを注ぎ込む一方で、国益を左右しかねない国際情勢については、近視眼的、横並び報道が横溢している。また、日米関係に解決策はあるのか?日米安保条約は、対中国戦略の助けになるのか?
アメリカや中国の行動原理そのものが、日本ではなかなか理解されていない嫌いがある。この視点に立って、講演では米国・中国の正体を徹底的に解明するとともに、メディアでは触れることができない情報も合わせて、日本は今後どうなっていくのかをお話しします。
バイデン政権で日本経済はどうなる?
「より良い米国を取り戻す」をスローガンにバイデン政権が始動した。
オバマ政権の3期目と揶揄されるが、本当なのか。
トランプ政権の方向を180度転換できるのか。
未曾有の株高政策と失業率の低下は、バイデンで終わりを迎えるのか。
民主党復帰で米国の保護主義はどうなるのか。
日本の菅政権はどう対応するのか、できるのか。
バイデン新政権の全貌を徹底的に分析し、日本経済の正しい戦略を考えます。
日本経済と地政学リスクの呪縛
地政学的リスクとは、政治・社会・軍事的変動が、地理的な位置関係により特定地域、
ないしは世界経済全体に与えるリスクのことを指す。
言わば経済予測では説明できない、政治的・軍事的リスクのことで、投資家目線の言葉だ。
例えば、どんな優秀な技量の船長でも、いつ低気圧が来るのか、台風はどこにいるのかなど、基本的な気象情報なしで、
荒海に繰り出すのは無謀極まりない。アベノミクスや、マクロ経済運営が船長自身の腕前だとすれば、
その舟が航行する海域についてのインテリジェンスが、地政学的リスクの情報だ。
この情報分析なしに舟を進めることは、海図や気象情報なしに太平洋を渡りきろうとすることに等しい。
今の日本経済を取り巻くリスク要因は、船長の腕までもさることながら、
荒れ狂う航路のリスクも考慮にいれることが肝要だ。ルーブル急落の影の首謀者はいるのか。
北朝鮮のコンピュータ・ハッキング事件が予見する日本経済への暗示は。
日本近海での中国の膨張的脅威と日中経済の相互依存関係は、どう考えればいいのか。
パク・クネ大統領で韓国経済は何処まで沈むのか。レイムダック・オバマ米大統領の逆転のシナリオは何か。
イスラム国と産油国との本当の関係は。
「沖縄の地政学的リスク」は日本経済に何をもたらすのか。
などなど、21世紀を乗り切るための航路のインテリジェンスを元CNNキャスター小西克哉が伝授する。
■その他演題
◎ どうなるニッポン~台頭する中国・韓国、退場するアメリカ
◎ 地政学的リスクからみた日本経済
◎ 本当に英語を武器にするための2,3のこと
◎ どこへ行くニッポン~液状化する国際情勢~
◎ 日本経済再生の処方箋
◎ 最近の中東情勢と世界経済への影響
■キーワード
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