介護制度、介護になる前の準備などお伝えします!
石田路子いしだ みちこ
名古屋学芸大学看護学部 客員教授・名誉教授
プロフィール
奈良女子大学大学院人間文化研究科複合領域科学博士後期課程修了博士(社会科学)
城西国際大学福祉総合学部副学部長 理学療法学科教授(2018年3月まで)
医療福祉、福祉医療ケアシステム論、高齢者福祉論、保健医療福祉概論
名古屋学芸大学看護学部看護学科 教授(2022年3月まで)
社会と福祉、社会保障制度、地域看護方法論、看護研究1/2
名古屋学芸大学看護学部 客員教授・名誉教授(現在に至る)
医療福祉概論、社会福祉論、社会保障制度、介護概論
・社会保障審議会介護保険制度部会委員(2015年3月~現在に至る)
・社会保障審議会介護保険給付費分科会委員(2015年3月~現在に至る)
・高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に関する有識者会議 構成員(2018年12月まで)
・介護老人福祉施設における安全衛生管理体制の在り方調査研究事業研究委員会 委員(2019年3月まで)
・一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会 構成員(2019年12月まで)
・介護保険施設等における安全管理体制の在り方に関する調査事業調査研究委員会 委員(2020年3月まで)
・介護保険施設等における安全管理体制の在り方に関する調査事業調査研究委員会 委員(2021年3月まで)
■主な書籍
・「入門 社会福祉の原理と政策」ミネルヴァ書房・共著
・「入門 地域福祉と包括的支援体制」ミネルヴァ書房・共著
・「国際高齢者ケア」城西国際大学出版会・共著(編集者)
・「地域福祉の理論と方法」久美出版・共著(編集者)
・「社会調査の基礎」久美出版(編集者)
・「地域福祉の理論と実践」久美出版・共著(編集者)
・「在宅医療福祉システム」城西国際大学出版会・共著(編集者)
・「介護のしくみ」日本実業出版社 他
講演テーマ
人生100年時代の備え~ファミレス社会を生きる覚悟~
「ファミレス社会」をご存知でしょうか。
ファミレス社会とは、家族の人数が減少して一人暮らしが多くなるという意味です。
現実はファミリーレスな社会が進展しているにも関わらず、依然として「家族」が前提になっている社会システムが根強く残っています。
現実を見つめ、どのようなライフスタイルを描くべきか、家族、地域社会、その他の社会資源などを含めてお話します。
(介護福祉施設向け社員研修)
主に最新の介護保険制度の行方についてお話します。
社会保障審議会介護保険部会の委員として活動されているため、制度改正に関する内容については、最も新しい情報に接しています。
<講演内容例>
・介護施設の現場における多職種協働(チームケアの方法やコミュニケーションスキル等)
・業務内容の改善・効率化(デジタルデータ化することで発生すること等)、
・介護現場における介護ロボットやICT機器の導入
現場と運営側の温度差など、実際に石田氏が聞いた生の声を届けていきます。
厚労省が把握しているデータ等を踏まえ、現場の皆さんからの生の声もお聞きしながら問題の解決の糸口を探っていきます。
男女共同参画・ジェンダーについて
現在、国の施策として「地域共生社会」が強く叫ばれています。
社会構造の変化や人々の暮らしの変化を踏まえつつ、地域に暮らす様々な人たちが、地域にある多様な資源を活用しながら、主体的に参画して新しい地域社会を創っていくことを目指しています。
こうした動きの中で、改めて男女共同参画社会をみつめ、ジェンダーについての考え方を整理して解説していきます。
LGBTの問題を含め、SDGsの視点である「誰一人取り残されない社会」としての地域共生社会の実現に向け、これまでの制度や分野といった定形的な分け方・枠組みを超え、地域を基盤とした包括的な支援の方法を創り出していく際に、今一度、男女共同参画の考え方を再認識する必要があるのではないでしょうか。
介護保険法による地域包括ケアシステム構築の施策と並行して、地域における住民の支え合いと公的支援が連動した包括的な支援体制の構築の必要性を示し、ジェンダー論の視点を踏まえて概説します。
■キーワード
#生涯学習 #福祉 #人権 #男女共同参画 #介護 #SDGs #ファミレス社会 #ライフスタイル