検察官の仕事は、既に起きてしまった事件について、何が起きたのか、なぜ起きたのかをを明らかにするために捜査を尽くし、犯罪が成立するかを判断する仕事です。数多くの刑事事件を目にする中で、事件が起きるためには必ず原因があり、また、多くの場合に予兆があることを知りました。
「あのときにこの原因を潰していれば。」、「あのときにこの予兆に気付いて、対策を採っていれば。」。そう思うことは、何度もありました。
そのような経験を基に、過去に起きた労災事例や刑事事例の資料を読み解き、どこで何をすれば事件を防ぐことができたのかを分かりやすく説明し、ご自身の会社での対策に役立てていただきたいと思います。

「子どもを加害者にも被害者にもしたくない。」。
多くの親御さんは、きっとそのように考えていることでしょう。
他方で、「自分の子どもは加害者にも被害者にもならないだろう。」と心のどこかで思ってはいませんか。

でも、本当にそうでしょうか。お子さんが加害少年に、あるいは被害少年になってしまい、「まさか自分の子が。」と口にする事態に陥らないために、事前に何をすることができるのか、一緒に考えてみませんか。

中小企業において日々想起する、問題社員対応や労務・人事に関する問題は、初動を誤ると大きな紛争に発展することがあります。
また、問題が起こらないように事前に防ぐ手立てを採っておくこともできたのにこれが漏れていたために、いざ問題が起こったときに有効な手段を採れないこともあります。
実際の事例を基に、経営者として知っておくべきポイントを分かりやすく説明いたします。