わたくしたちが、生きてゆく上でなくてはならないコミュニケーション。自分と他者をつなげてくれる営みすべてがそこにあると言っても過言ではないでしょう。自分を自分らしく育ててゆくためにも、仕事や社会活動を通じて自己表現をするためにも、よりよきコミュニケーションを身につけることが大切です。年齢や立場、環境に応じてその折々のスキルアップを目指しましょう。人前で話す機会を持つ方、そのような立場を目指す方にも必須の講座です。

情報化社会の急速な発展により、職場のコミュニケーションの在り方が大きく変わってきました。より早く、よりたくさんの情報のやりとりが求められる一方、IT化による個人作業の増加などとあいまって、組織のコミュニケーションはやせ細っています。そんな貧弱なコミュニケーションでは、個人個人の思い込みや早とちり・先読みのしすぎなどが起こりやすく、正確な情報のやり取りができません。そこから事故を起こす危険性は大きくなります。事故を未然に防ぎ、安心安全の健康組織を作っていくために、正確で、わかりやすいコミュニケーションを身につけましょう。この講演ではTA（交流分析）のやりとり分析を用いて進め、聴講者の方々の立場に即したコミュニケーションのコツを学んでいただきます。2003年より産業カウンセラーとして企業・官公庁等組織におけるコミュニケーション研修を実施してきた経験から、個性を最大限に生かし、安心安全な組織をつくることの方法を伝授をいたします。

ストレス社会と言われる現代において、心・身体・社会的健康を保っていくためには、ストレスをマネジメントすることが大切です。まずはストレスの存在に気づくこと。自分はどんな状況でストレスを受けやすいのか、どんなタイプのストレスに弱いのか、自分の特徴を知ることから、ストレス耐性づくりが始まります。ストレス完全ゼロは不可能でも、ストレスを見方につける生き方は選択できるはず。その一歩をはじめましょう。