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南極での過ごし方、食生活の大変さを感じることができます

渡貫淳子わたぬき じゅんこ

調理師 / 第57次南極地域観測隊 調理隊員

プロフィール

1973年青森県八戸市生まれ。調理師。
「エコール辻東京」を卒業後、同校の日本料理技術職員に。

出産後は、いったん職場を離れ、一児の母として家事・育児に奮闘する日々を送ってきたが、一念発起して南極観測隊の調理隊員にチャレンジ。
3度目の挑戦で見事合格を果たし、母親としては初の調理隊員として第57次南極地域観測隊に参加。

帰国後は、各誌でのレシピ紹介や講演会など活動の場を広げる。
2018年6月放映の「世界一受けたい授業」(日本テレビ)で紹介された「悪魔のおにぎり」が大反響を呼び、南極での料理が話題となった。

*「悪魔のおにぎり」とは……
「世界一受けたい授業」(日本テレビ)出演時に紹介されてSNSで話題となり、某コンビニチェーンで商品化。単日売上記録で20年間首位であった「シーチキンマヨネーズ」を抜いて、販売数1位になるなど大反響を呼んだ。

■主な出演
 (テレビ)
  日本テレビ 「世界一受けたい授業」「スッキリ」

 (ラジオ)
  NHKラジオ第一 「ラジオ深夜便」
 
 (書籍)
  ・「南極の食卓 女性料理人が極限の地で見つけた暮らしの知恵」家の光協会
  ・「悪魔のおにぎりと南極流リメイク料理」マガジンハウス
  ・「南極ではたらく:かあちゃん、調理隊員になる」平凡社

講演テーマ

南極生活で学んだ食事の大切さ ~選択肢の無い極限生活で「食」とはどんな意味があるのか~

日本を出発してから1年4か月、たとえどんなことがあっても帰ることはできない、30人で仕事と生活のすべてを担う、テレビは見られないし、コンビニエンスストアもない、自由に遊びに行くこともできない。そんな中でどのように人間関係を構築するか、円滑な人間関係を築く方法について模索します。
プロジェクターを使用して、パワーポイントデータに沿ったトークを展開。

30人全員が南極での活動を遂行し無事に家族のもとに帰る事を目標に「コミュニケーション」「健康」「メンタル」を食事を通し実践。南極での暮らしやエピソードを交えながらお伝え致します。
また危険予知など安全に関してもお伝えします。

極限の地での大奮闘 ~環境と食について~

南極ではゴミ担当、汚水担当などが決まっていて、トラブルがあると担当者が困ります。誰が困るのかわかっていると、その人が困らないように注意を払います。でも、今の日本の暮らしは、誰かがゴミを処理してくれて、水、電気も誰かが供給してくれている。顔が見えないことで、ムダを出すことやゴミを出すことに無頓着になっている面があるのかもしれません。
南極は空気がきれいで、息を吐いても白く曇りません。水蒸気が水滴になるときに核となるゴミやチリがないからです。南極での観測は、地球の汚染具合を調べることでもあり、警鐘を鳴らすことが役目だともいわれています。
多くの人々が環境や資源、食の問題について考えるきっかけになることを願いお話します。

極限の地での心の支えは「食」

家事・育児に奮闘する主婦が、一念発起して南極観測隊の調理隊員として奮闘した日々についてお話します。
閉ざされた空間、同じ顔のメンバーと過ごす毎日の生活で感じたことは、「食べること」が精神的な安定をもたらすということ。

南極での食事は、栄養面の補給はもちろん、メンタル維持のため、という面が大変大きく、限られた食材や 環境でそれを整えるにはあらゆる工夫が必要でした。
極限の地では、食事は「心」を支えるものになります。めいっぱい「食」を楽しめるようにするその智恵は、きっと家族を 支える大きな柱となります。

■その他演題
 ◎ 南極での楽しみ方 ~気持ち次第でどんな場所でも楽しくできる!~
 ◎ NOの理屈より、YESの可能性を
 ◎ 個人で始めるフードロスへの取り組み
 ◎ 実はすごいぞ!主婦の力

■主な実績
 銀行、大学、ロータリークラブ、中学校、自治体 多数

■キーワード
#ビジネス #人材育成 #生涯学習 #健康 #学校 #教育 #生徒向

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