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自分らしくイキイキと、自分自身の個性を活かせる社会づくりを目指して

杉山文野すぎやま ふみの

NPO法人東京レインボープライド共同代表理事 / JOC理事

プロフィール

1981年東京都生まれ。フェンシング元女子日本代表。トランスジェンダー。早稲田大学大学院教育学研究科修士課程終了。2年間のバックパッカー生活で世界約50カ国+南極を巡り、現地で様々な社会問題と向き合う。

日本最大のLGBTプライドパレードである特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事や、日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わり、渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。

現在はニ児の父として子育てにも奮闘中。

2021年6月から公益社団法人 日本フェンシング協会理事、日本オリンピック委員会(JOC)理事に就任。

■主な出演
 (テレビ)
  NHK教育  「Our Voices」「ハートをつなごう」「ETVワイドともに生きる」
  NHK    「あさイチ」「News Today Asia」「探検バクモン」
  TBS     「イブニングファイブ」「News23マンデープラス」
  テレビ朝日 「TOKYO応援宣言」「スーパーモーニング」
  フジテレビ 「特ダネ!」
  日本テレビ 「世界一受けたい授業」「スッキリ!!」「NEWS ZERO」他

 (ラジオ)
  J-wave      「WONDER VISION」
  NHKラジオ    「MISIA星空のラジオ」
  BayFM      「金つぶ」
  JFN        「一青窈のもそもそラヂオ」
  LuckyFM茨城放送 「ダイバーシティ・ニュース」

 (書籍)
  ・「子どもを育てられるなんて思わなかった LGBTQ と「伝統的な家族」のこれから」山川出版社
  ・「3人で親になってみた〜ママ、パパ、ときどきゴンちゃん〜」毎日新聞出版
  ・「元女子高生、パパになる」文藝春秋
  ・「ヒゲとナプキン」小学館 著・乙武洋匡(原案 杉山文野)
  ・「ダブルハッピネス」講談社
  ・「NHK ハートをつなごうLGBT BOOK」太田出版・共著

■その他肩書
 ・渋谷区男女平等・多様性社会推進委員
 ・日本フェンシング協会理事
 ・株式会社ニューキャンバス代表取締役
 ・NPO法人ハートをつなごう学校代表理事
 ・NPO法人グリーンバード理事

講演テーマ

LGBTQと企業 〜職場でのダイバーシティを考える〜

なぜ企業がLGBTQに対して取り組む必要があるのか?それは大きく分けると3つの理由があります。
ひとつめは誰もが働きやすい職場環境をつくるために、LGBTQの社員に対する採用や福利厚生をどのように整えていくかということ。
ふたつめはLGBTQのお客様に向けたサービスの向上や商品開発等、マーケット開拓や企業のイメージ戦略をどのように進めていくか。
そしてもうひとつはリスクマネジメントとしてです。

2015年、渋谷区の同性パートナーシップ証明書発行を皮切りに各業界で様々な取り組みが進む一方で、まだまだLGBTQに対する理解が進まず、無理解な発言や対応が問題となり、炎上や訴訟になるケースが後を絶ちません。パワハラ関連法案の改正によって、ソジハラ(いわゆるホモネタなど性的指向と性自認に関するハラスメント)防止対策も企業に義務付けられるなど、今後、更に多様化していくビジネスシーンにおいてLGBTQに関する正しい知識を身につけることは、ビジネスマナーとしての必須条件です。

国内外の最新事例や自身の職場での経験を元に、今日からでもはじめられる取り組み等、具体的なお話をさせていただきます。

はじめてのLGBTQ 〜性の多様性と人権〜

2018年、某大手企業が6万人を対象にスクリーニング調査を行ったところ、8.9%がLGBTQであると回答したとの報告がありました。これは日本で7%程度とされる左利きや血液型AB型の人たちとほぼ同じ割合となります。「そんな人会ったことない」と思われている方は、会ったことがないのではなく気づかなかっただけかもしれません。「いない」のではなく、「言えない」という状況がまだまだあるのが現実です。

東京都ではオリンピック憲章に合わせる形で、性的指向や性自認による差別禁止が明記された「東京都人権尊重条例」が2020年よりスタートしました。オリンピック開催国としても、この課題への取組みは必須となりました。とはいえ決して難しく考える必要はなく、「LGBTQってなんだろう?」「実際どんなことに困っているのだろう?」などなど、まずは知ることから始めてみませんか?

New Family 〜新しいかぞくのカタチ〜

「ふ、ふみゃぁ~!!」
2018年11月某日、予定日より約2週間ほど早く生まれた我が子の第一声を僕は一生忘れることはできません。ゲイの友人から精子提供を受け、8年共にする彼女が体外受精によって妊娠・出産いたしました。「我が子」とは言え、腕の中ですやすや眠るこの子と僕は血の繋がりも、法的な繋がりもありません。しかし僕にとってはまぎれもなく家族です。

『家族』とはいったい何なのでしょうか? 個人のライフスタイルが多様化するにつれ、家族のあり方も多様化しています。子供をもたなければ幸せになれないとは思いませんが、ただLGBTQであるという理由だけで、血の繋がりがないというだけの理由で、これだけ素晴らしい人生の機会をはなから諦めてしまうのはあまりにももったいないと強く感じています。

3人親ということ、トランスパパの日常、不妊治療から子育てまで包み隠さずお話しさせていただくことで、こんな家族もいるのだと知ってもらい、みなさんが考える「家族」の選択肢に少しでも彩りを加えることができたら嬉しいです。

■その他演題
 ◎ ダブルハッピネス~辛さが2倍なら楽しさも2倍!~
 ◎ クラスに一人は必ずいる!?セクシュアルマイノリティの子どもたち

■キーワード
#人権 #男女共同参画 #人権全般 #学校 #教育 #PTA #教職員向 #生徒向 #LGBTQ #SDGs #多様性 #ジェンダー #セクシュアリティ #ダイバーシティインクルージョン #ジェンダー平等 #オリンピック #スポーツ #多様な家族

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