自身の被災経験をもとに具体的な防災術をお話します。
しほママ
歌う防災士
プロフィール
しほママこと柳原志保さん
1972年 宮城県多賀城市生まれ。熊本県和水町在住のシングルマザー。内閣府男女共同参画アドバイザー。㈱丸美屋(熊本県)応援大使。
2011年 東日本大震災で自宅が大規模半壊、避難所生活を送る。翌年熊本へ移住し、2014年防災士の資格を取得。
2016年 熊本地震、2020年令和2年7月豪雨を経験する。大災害の経験と教訓をママ目線でわかりやすく伝え、復興ソング「花は咲く」を歌いながら全国で防災講演を行う。
実績550カ所超、参加者3万人以上。
テレビやラジオのレギュラー番組でも啓発中。
防災士の中学3年の次男と「親子防災士」としても活動。
■主な出演
(テレビ)
NHK 「ごごナマ:助けて!きわめびと」「いつか来る日のために」
NHK熊本 「テレメッセくまもと」
熊本県民テレビ 「てれビタ」他
(ラジオ)
RKKラジオ 「防災サロンしほの部屋」
(雑誌)
小学館 「女性セブン:大震災発生!運命の選択シリーズ」
■主な受賞歴
2015年 国際ソロプチミストアメリカ「夢を生きる賞」受賞
2016年 アサヒビールpresents 「九州情熱人」熊本No.1受賞
■主な活動
2016年 徳島県主催「昭和南海地震70年の集い」パネリスト
2017年 朝日新聞社・東北大・ひょうご震災記念21世紀研究機構主催「21世紀文明シンポジウム」パネリスト
2018年 国土交通省九州地方整備局主催「防災・減災シンポジウム」パネリスト
2019年 熊本県「そなえるキャラバン」監修、福岡県防災副読本編集委員、大分県防災VR動画制
2020年 九州電力(株)熊本防災企画アドバイザー、熊本市東区妊婦・乳幼児向け防災DVD監修
講演テーマ
いつかでなく、今やれること
東日本大震災、熊本地震、熊本豪雨の3つの大災害を経験。みなさんの防災のイメージはどのようなものでしょうか。
「なんとかなる」「誰かがしてくれる」と受け身な想いはありませんか。「かたい」「むずかしい」「めんどくさい」と思われるかもしれません。
柳原氏も東日本大震災の時はその中の一人でした。
そんなシングルマザーがどうして防災に向き合えるようになったのか、親子防災士にまでなったきっかけなどをリアルにお話します。
そして、柳原氏がふだんの暮らしの中でムリなくやっている防災術や避難所で役立つアイディアなどを、動画や歌も交えてわかりやすくお届けします。
ご希望のテーマや聞きたいことに合わせて「オーダーメイド防災」のご提案が可能です。
参加者が眠くならないで、「自分事に思える」「これならできるかも」と、行動につながる目からウロコの備えをお伝えします。
みんなに優しい防災・誰ひとり取り残さない防災
災害時であっても、尊厳ある生活の確保は必要で、それは贅沢ではありません。
とはいえ災害後は気持ちに余裕がなくなり、「配慮」という心のゆとりがなくなるため、様々な問題がおこります。
避難所での課題(福祉避難所、差別(感染症、LGBT,介護など)、プライベートの確保、多様な立場向けの支援物資不足、普段行えているデリケートな部分(トイレなど)が出来ず不便さが目立つことなど)、避難所生活を改善するために必要な知識(身近なもので簡単に代用できる方法や、当たり前のことが当たり前にできない状況で工夫次第で解決できるヒント、支援物資の活用方法等)を柳原氏の3つの大災害での実体験と事例を通して学びます。
被災した時は、行政も自治会、支援者もみんなが被災者です。
だからこそ、一人一人に何ができるのか(一人一人が動くことで災害時の弱い立場の方に支援の手をゆずることができる)多様な立場ごとのヒントを伝えます。
また、災害によって社会の課題も見えてきます。(DV、介護問題、ひとり親生活、孤独死、男性の負担集中など)誰も取り残さない社会をつくる(SDGSの視点も踏まえて)ためにはどうしたらいいのかを、ひとり親の立場でもある講師の状況も踏まえてお話します。
伝えたい、子どもを守る防災術
家族の中で「防災」について考えたことはありますか?災害時、家から何を持っていくのか?
家族バラバラの時、どこで待ち合わせをするのか?塾や習い事で災害がおきたら子どもは?
学校には誰が迎えに行くの?「もしも」を考えると不安はつきません。とはいえふだんの生活や子育てに追われて何もできていないのではないでしょうか?
何も備えていなかったために困って後悔した東日本大震災での被災経験や、防災をやっていたことで乗り越えられた熊本地震や令和2年7月豪雨での柳原親子の防災術、家庭で行っている防災子育て術についてお話します。
親子はいつも一緒にいられない。
子ども自身に「生きる力」を養える、人間力も育つ防災とは何なのかを現役ママ目線でリアルに伝えます。
子どもでも分かりやすく、楽しく実行できる、被災した時に役立つ新聞スリッパやキッチンペーパーマスクなど「できるかな講座」も大人気で、講演の他にワークショップを取り入れた形も可能です。
■その他演題
◎ もしもを備えるいつも~仕事でも家庭でも安心して暮らすために~
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