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奥村康おくむら こう

順天堂大学アトピー疾患研究センター長

プロフィール

昭和17年6月 島根県生まれ。
千葉大学医学部卒業 同大学院医学研究科修了 医学博士
米国スタンフォード大医学部・東京大学医学部を経て、
昭和59年 順天堂大学免疫学教授、
平成12年 医学部長、
平成20年4月 順天堂大学大学院アトピー疾患研究センター長。
免疫学の国際的権威で、サプレッサーT細胞の発見者、ベルツ賞、高松宮奨励賞、安田医学賞、ISI引用最高栄誉賞、日本医師会医学賞受賞等々。

■主な著書
「不良長寿」のすすめ
『腸の免疫をあげると健康になる』
『免疫力をグングンあげる「不良長寿生活」』
『免疫のはなし』
『免疫ー生体防御のメカニズム』

講演テーマ

まじめは寿命を縮める 不良長寿のすすめ

生真面目に健康保持・増進に努めようとすると、ストレスが溜まり、免疫力が低下する。コレステロールやメタボは気にせず、無理な禁煙などに取り組まず、「不良」な生活をしていれば、ストレス・フリーで、免疫力が高まる。免疫力が高まると、寿命が伸びる。これからは「不老長寿」ならぬ「不良長寿」で、太く長く生きるべしといった長寿の秘訣について面白くお話して頂きます。

馬鹿な免疫、利口な免疫

よく”免疫を強くする”という表現を耳にしますが、奥村先生曰く、「果たして免疫系をどうして強くすることが出来るのか。健康体の時の免疫は、見方を変えれば弱い方が良いかもしれない。丁度、平和な時の軍隊のようなもです。健康体の時、やたらリンパ球を活性化させるとかえって病気、すなわち免疫病を引き起こすことも考えられます。」
ということで、今回は奥村教授に敵に強く、味方に弱い利口な免疫系の成り立ちの秘密と、馬鹿な免疫系によって味方を誤爆するために引き起こされる多くの免疫病と、その制御法をお話ししていただきます。
免疫がカラダにとって大切なものだとは判っているつもりですが、その免疫が体の中でどう働いているのか等、免疫システムというものをまずはよく理解しておくことが大切かもしれません。
免疫学の最高権威 奥村康教授に面白くお話いただきます。

よく笑い、よく遊び、NK活性を上げよう

私たちの体で1番の心配事はやはりガンでしょう。人間が長生きするにはどうしても出てくる問題です。
そもそも、人の体では1日一兆個の細胞が生まれ、そのうち6千はがん細胞なのです。それをNK細胞という細胞ががん細胞を隈なく見つけ出し、叩いているのです。いわば、NK細胞は交番のお巡りさん。悲しいストレスを受けたり、年を取るとNK細胞は居眠りをしてしまう。つまり、NK活性、NK細胞の活動が落ちてしまうということです。その隙に、がん細胞が徒党を組んでしまっては遅いのです。
かつてテレビ番組で当時お歳をめされて、NK活性の低かった丹波哲郎さんがたった20分ゲラゲラ笑っただけで、NK活性が上がったという実験もあり、明るい人のそばにいて笑うことだけでもNK活性は上がるのです。
長寿の秘訣、難しい細胞の話を免疫界の権威 奥村康先生にわかりやすく、おもしろくお話いただきます。

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