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うつ病や精神病の課題の根本は社会の空気や考え方で変化していきます

原匠はら たくみ

ICS代表 / 慶応義塾大学SFC研究所所員

プロフィール

大阪府出身。近畿大学附属高等学校を卒業した後、慶應義塾大学環境情報学部に進学。高校、大学時はバスケットボール部に所属、全国大会出場経験あり。
大学卒業後は三井住友海上火災保険株式会社に入社。

大学時代、会社員時代に2度うつ病を経験し、学生時代は自殺未遂をする。自身の経験を活かし、メンタルヘルスに関する普及啓発活動を始めるため、退社。

2021年3月より、活動の一環として自転車日本一周旅を開始。全国各地でバスケットボールを通じて交流を深め、当事者としてメンタルヘルスに関する講演会を実施。スポーツを通じて人々が心豊かに人生を歩める社会を実現するべく、日々活動中。

■主な出演
 (新聞)
  朝日新聞、新潟日報、山形新聞、名寄新聞

講演テーマ

うつ病当事者と考えるメンタルヘルス~人々が心豊かに人生を歩める社会の実現~

度重なる著名人の自殺報道など「心の病気」は社会課題となっているなか、うつ病を患い、自殺を試みた当事者が感じた心の病気の課題についてお話します。

・どのようなサポートが欲しかったのか
・自身を「心の病」から守るためにはどうすればいいのか

講演では、参加者の方々にもメンタルヘルスの理解を深めていく内容をお届けします。
現代社会では「心の病気」になった場合、精神科や心療内科に足を運ぶことに抵抗がある方々がとても多くいます。まずは、病院へ行くことへの抵抗を少なくするための「社会の考え方や空気感」を交えながら、大切なことをお伝えしていきます。

「心の病気」を発症した当事者を守る周りの覚悟

「心の悩み」を抱えてしまった時、一人の力だけでは回復することが難しく、周りのサポートが必要です。
原氏が自殺を試みるまで沈んでしまった学生時代、救われたのは周囲のサポートでした。断固としてチームメイトを見捨てないという仲間に救われ、その覚悟が原氏を救うことに繋がっていきました。
仲間に手を差し伸べる勇気と覚悟について、救われた当事者の目線から実体験をお伝えします。

また、現在深刻にもなっている「いじめ問題」についても一緒に考えていく内容や、2022年の高等学校の保健体育の追加項目でもある「健康に関する環境づくりと社会参加」についてもお話しが可能です。

自転車日本一周を旅して見えてきたもの

人は選択肢がなくなった時、視野が狭くなり逃げ場を失っていきます。ただ、自分が考えている以上に社会には様々な世界があり、選択肢もたくさんあります。

自転車で日本一周旅経て、新たな価値観や選択肢が見えてきました。
バスケ×メンタルヘルス×日本一周で繋がりを広げている原氏から、自身の経験を踏まえ今後の人生の選択について考えてみませんか。

■キーワード
#生涯学習 #スポーツ #健康 #学校 #教育 #PTA #教職員向 #生徒向 #メンタルヘルス

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