
江上剛えがみ ごう
作家
プロフィール
1954年 1月7日生まれ。兵庫県出身
1977年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。
梅田・芝支店の後、本部企画、人事関係(総括部、業務企画部、人事部、広報部、
行内業務監査室)を経て、高田馬場、築地各支店長を経て2003年3月に退行。
97年第一勧銀総会屋事件に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。
その後のコンプライアンス体制に大きな役割を果たす。
銀行員としての傍ら、2002年「非情銀行」で小説家デビュー。
2003年退行後、作家として本格的に活動。経済小説の枠にとらわれない
新しい金融エンタテイメントを描いている。
「失格社員」(新潮社)はベストセラーに。
■主な出版
PHP研究所
・「住友を壊した男 伊庭貞剛伝」
・「百年先が見えた男」
・「会社人生、五十路の壁 サラリーマンの分岐点」
扶桑者BOOKS文庫
・「一緒にお墓に入ろう」
朝日新聞出版
・「病巣 巨大電機産業が消滅する日」
祥伝社
・「庶務行員 多加賀主水が悪を断つ」
■主な出演番組
(テレビ)
NHKBSプレミアム 「英雄たちの選択」
フジテレビ 「Mr.サンデー」
(ラジオ)
JFN 「Oh! Happy Morning」
講演テーマ
これからの日本経済と企業の進むべき道
経済状況が不安定な近年、これからの日本経済はどのように変化していくのでしょうか。影響を及ぼす、最新の国内外の社会ニュースも絡めて、今後の日本経済の見通しをお話しいたします。
また、この状況のなかで、企業が存続しさらなる成長・躍進を遂げるために、経営者として取るべき行動や思考法、
日本企業の進むべき道について、銀行員時代に多くの企業再生を目にし、現在は作家として多くの経営者や企業現場を
取材し執筆している江上剛が、取材で得られた事例などを盛り込みながら、お話いたします。
格差社会とこれからの日本経済
広がる格差社会において、企業やサラリーマンはどうすべきか?
サブプライム問題や原油高、3K(建築基準法、賃金業法、金融商品取引法)などが日本経済に及ぼす影響など、
企業とサラリーマンがこれからの日本経済を生き抜く術を提示します。
新しい組織へ~コンプライアンス体制の確立~
相次ぐ企業不祥事の中、「コンプライアンス」が叫ばれています。
しかし今、企業に問われているのはコンプライアンスという言葉ではなく、企業そのものの「品格」や「モラル」が
必要といえます。道徳なり倫理なりを企業に求めてこそコンプライアンスや危機管理が生きてきます。
総会屋事件など現場を熟知した江上が本当のコンプライアンス、危機管理を問いかけます。