湯浅誠ゆあさ まこと
社会活動家 / 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 / NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長
プロフィール
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。
「ネットカフェ難民」問題を数年前から指摘し火付け役となるほか、貧困者を食い物にする「貧困ビジネス」を告発するなど、現代日本の貧困問題を現場から訴えつづける。
2008~09年年末年始の「年越し派遣村」では村長を務める。
2009年内閣府参与に就任し、いったん辞職するも2010年5月再任用。
2019年4月より東京大学特任教授を務める。
また、白梅学園大学家族・地域支援学科非常勤講師、朝日新聞パブリック・エディター
日本弁護士連合会市民会議委員、大竹まことゴールデンラジオではレギュラーコメンテーターとしても活躍中。
(プロフィール写真:photo-by-中川賢俊)
■著書
『反貧困』(岩波新書、2008年 第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、第8回大仏次郎論壇賞)
『貧困襲来』(山吹書店、2007年)
『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』(同文館出版、2005年)
『正社員が没落する』(堤未果氏と共著、角川新書、2009年)
『派遣村』(いずれも共著、岩波書店・毎日新聞社、2009年)
『どんとこい!貧困』(理論社「よりみちパン!セ」シリーズ、2009年6月刊)
『岩盤を穿つ』(文藝春秋社、2009年)
『子どもが増えた!明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)』
湯浅 誠・泉 房穂・藻谷 浩介・村木 厚子・藤山 浩・
清原 慶子・北川 正恭・さかなクン共著 (光文社新書、2019年2月25日刊)
講演テーマ
人としての尊厳を守る ~貧困と人権~
2008年から2009年の「年越し派遣村」開設でも知られる社会活動家の湯浅誠さん。
様々な社会問題を他人事ではなく自分の問題として考えることの大切さや、様々な立場の人を包摂することが強いまちづくりにつながるということを重点にお話します。
参加者からは「話し方にひきこまれる」「自分ができることは何かを、小さくても良いので、考え、つながりを大切にしていきたい」などの声が寄せられる。