長尾修志ながお しゅうじ
株式会社ベルミューズ代表取締役 / 元えびす屋人力車俥夫
プロフィール
1978年 広島県三次市に生まれる
2002年 九州共立大学経済学部経済学科卒業
2002年 大学卒業と同時にアメリカ合衆国ワシントン州タコマに留学
2004年 えびす屋門司店(現関門店)に俥夫として勤務
2009年 児童自立支援施設にて臨時職員として半年間勤務
2009年 ちひろさうんど(現ベルミューズ)のマネージャーとなる
2011年 『魂の人力車 -門司港 つなぐ命と受け継ぐ命-』出版
日本図書館協会選定図書に選ばれる
2016年 (株)ベルミューズ設立 代表取締役に就任
金子みすゞの詩に作曲し歌い語るシンガーソングライター「ちひろ」の総合マネジメントを行う、株式会社ベルミューズ代表取締役。
前職として、京都嵐山を總本店とし全国10店舗を展開する観光人力車業「えびす屋」の門司店(現関門店)に俥夫(しゃふ)として勤務した経験を持つ。
訪れる方々が「人生の最期にもう一度門司港を」の想いで人力車に乗車され、それぞれの生き様を語ってくださり、その心を書き留めたいという想いで日記に綴っていた。
結果、2011年「魂の人力車-門司港 つなぐ命と受け継ぐ命-」が叢文社から企画出版され、日本図書館協会選定図書に選ばれる。
その内容は世代を超えて反響を呼び、各地で講演活動を行っている。
また門司港に集う学生たちがきっかけとなり、児童自立支援施設で臨時職員の勤務経験有。
■主な出演
(テレビ)
FBS福岡放送 「めんたいワイド」
RKB毎日放送 「今日感テレビ」
(ラジオ)
KRY山口放送ラジオ
エフエム山口
郡山コミュニティ放送
■主な書籍
「魂の人力車 -門司港 つなぐ命と受け継ぐ命-」叢文社
※日本図書館協会選定図書に選ばれる
講演テーマ
門司港の元人力車俥夫が見た48の実話
・多くの人と仲良くなれる方法をある小学生が教えてくれた、それは「自分からかける挨拶」だった。
・戦時中、南方に向けて約200万人もの将兵が旅立った門司港。
フィリピン戦から帰還された元陸軍中尉が自分へ遺した最期の言葉「これで安心して往けます。」
その言葉に託された想いとは。
今だからこそ思い出してほしい時代がある。
門司港えびす屋の人力車車俥が出会った、お客様の「壮絶な人生」を48名の実話を基に様々なお話をします。
戦後から現代の話まで、長尾氏が実際に出会った人々の想い、「人として忘れてはならない心」への強いメッセージが込められていた。
暴走族から如何にして街を取り戻したか ~70日間の門司港スクールウォーズ~
門司港にはある時、荒れた学生や暴走行為をする若者が朝は中学生、夕方は高校生、夜は暴走族と集まっていた。
観光地を守ろうと若者とぶつかり合う日々であったが、ある家族との出逢いをきっかけにぶつかり合うのではなく、心を通わせること、彼らを理解することが必要なことを教わった。
どのように心と心を向き合わせたのか、理解していったのか、その経緯と学んだことの大切さについてお話します。
■その他演題
◎ 歌手“ちひろ”マネジメント10の心がけ ~公演オファー1,100件突破までの軌跡~
◎ つなぐ命と受け継ぐ命 ~人力車車夫が見た生き様~
◎ 人力車を通しての出逢い
■キーワード
#人権 #学校 #生徒向け #戦争