宮本まどかみやもと まどか
元NHK手話キャスター
プロフィール
1960年、静岡県生まれ。5歳で神経性高度難聴と診断され、浜松ろう学校に入学、言語・聴能訓練と同時に母親が音楽を取り入れ、ピアノを始める。高校時代には浜松でピアノコンサートを開催、日米高校吹奏楽演奏会にも出演。98年には全国12ヵ所でピアノコンサートを開く。
2000年、『自分流エリーゼのために』ピアノコンサートに出演、関東地区1位、全国2位のベストインプレッション賞を受賞。
テレビでも度々取り上げられ、SBS静岡放送「風の旋律」(民間放送連盟賞受賞)、NHKスペシャル「35年目の教育テレビ」に出演。平成6年には読売新聞、カネボウ「ヒューマンドキュメンタリー」ドラマ部門で「風の旋律」が受賞。さらにSBS静岡放送が「風のレッスン」を放送し、FNNネットワーク優秀賞を受賞。翌年には同系列、全国27局で放送され反響をよぶ。
NHK総合テレビ「音が響きますか」にも出演。キャスターとしては、NHK「聴力障害者の時間」の司会者(現:「ろうを生きる難聴を生きる」)、NHK文化センターの手話講師に採用される。NHKスタジオパークでは手話指導の担当。平成14年には「差別禁止法を考える」国際フォーラムの総合司会をする。
講演テーマ
聞こえなくても平気だよ ~生きてるってすばらしい~
幼いころから耳が聞こえませんでした。でも、舞台に立つ宮本まどかは輝いています。彼女の話に引き込まれるのはなぜでしょう。お母さんのこと、子どものころのこと、歩もうとした生活・人生を聞いてみたくなります。 笑顔、さわやかさ、聞き手の心を開くことば。全国を歩くエネルギー。演奏に司会に、挑戦を続けるエネルギー。彼女の元気のひみつを聞いてみたくなります。