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幸島美智子こうじま みちこ

元警視庁警察官 / 少年犯罪予防委員会代表

プロフィール

1956 誕生
1975 警視庁入庁。
1982 第二子出産を機に退職。10年間子育てに専念。
1992 消費生活アドバイザー資格取得。同年出版社勤務。
1996 港区教育委員会の依頼で、区立幼・小・中PTAの広報部会研修会講師を務める。
2005 「少年犯罪予防委員会」(通称:「腕利きの会」ボランティア団体)を設立。
専門は、少年犯罪、少年の非行防止、子どもを守るための防犯。

警察官のキャリアと自身の子育て経験を基に「少年犯罪予防員会」を設立。
「わが子を犯罪者にしない子育てこそが、日本の治安回復に直結する」と、
犯罪予防に取り組む。
講演では、防犯・少年犯罪予防の他、段階的な子育て法を説き、子育てに迷う親や防犯に取り組む人たちに大きな力を与える。

講演テーマ

子どもを犯罪の加害者にしない子育て~ネット社会における子育て~

この10年で子どもたちを取り巻く環境は大きく変化している。子どもたちの携帯電話は持ち歩けるインターネット端末であることを認識し、有害なサイトへのアクセスを防ぐためには、単にフィルタリング機能に頼るだけでなく、そのリスク(犯罪に巻き込まれる可能性)を具体的に示し、依存症にならないための対策を早めに取る必要がある。未来を担う子どもたちが、やがて主役になるであろうネット社会が、健全な社会となってもらうために、私たち大人は今頑張らなければならない。

『安心して生きられる』子どもの権利を守るために~虐待・いじめ問題への対応~

虐待が子どもに与えるダメージは、大人の想像以上に大きく、発達障害すら招きかねない。躾と虐待の違いを認識し、ありのままの存在を認めることにより、子どもは自己肯定感を育んでゆく。「どう生きるか」は子ども自身が決めること。親は見守りながら、本物の生きる力を身につけさせることが大切。特に問題解決能力をいかに身につけさせるか。いじめ問題も含め、困った時のあえぎ方、そして絶対に諦めない姿勢を教えていくことが重要である。

子どもを犯罪の被害者にも加害者にもしない子育て~問われる親の責任と覚悟~

少年非行・少年犯罪の低年齢化(小学校1年生の万引き等)の原因がわからず、子育てに不安を抱えている親が多い。現実問題として幼稚園生のわが子と一緒にお風呂に入らない(理由は面倒くさいから)親が増えてきている。逆に方に力が入りすぎていつまでも子離れできず、大人になれない大人をつくりだしている方や、子育ての最中に「社会から取り残されているのでは・・・」と不安を持っている母親も多い。
共生施設に収容されているほとんどの少年が、虐待的経験を持つ。虐待まではいかなくとも、愛情でみたされない子どもの心は寂しさで穴が開く。その穴を塞ぐために攻撃的になったり、投げやりになったり、スリルを味わう行動に走る。少年犯罪の現状に照らし合わせ、子供の心を理解し、親として何をすべきか、二人の息子を育てた経験をもとに、子育てに不安や悩みを持つ親に、具体的なアドバイスをしたい。わが子を犯罪者にしない子育てこそが、日本の治安回復につながると考える。まずは万引きといじめをなくしたい。

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