平野啓一郎ひらの けいいちろう
小説家
プロフィール
1975年 愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年 在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。
2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計60万部超のロングセラーとなっている。
『空白を満たしなさい』の連続ドラマ化に続き、『ある男』を原作とする映画が2022年秋に公開予定。
最新作は、「自由死」が合法化された近未来の日本を舞台に、最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子が、「自由死」を望んだ母の、<本心>を探ろうとする長編小説『本心』。
■主な受賞歴
1999年 芥川龍之介賞「日蝕」
2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞「決壊」
2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞「ドーン」
2017年 渡辺淳一文学賞「マチネの終わりに」
2019年 読売文学賞「ある男」
■主な書籍
(小説)
・「葬送」新潮社
・「滴り落ちる時計たちの波紋」文藝春秋
・「決壊」(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)
・「ドーン」(ドゥマゴ文学賞受賞)
・「空白を満たしなさい」講談社
・「透明な迷宮」新潮社
・「マチネの終わりに」文藝春秋
・「ある男」文藝春秋 他
(エッセイ)
・「本の読み方 スロー・リーディングの実践」PHP研究所
・「小説の読み方」PHP研究所
・「私とは何か 「個人」から「分人」へ」講談社
・「「生命力」の行方 変わりゆく世界と分人主義」講談社
・「考える葦」キノブックス
・「「カッコいい」とは何か」講談社
・「処刑について」岩波書店 他
講演テーマ
生き辛さの処方箋~「分人」という発想~
現在の社会の中で感じる生き辛さを読み解き、そしてその辛さを抱えながらも、どうやって生きていくか。
「分人」という考え方を提案されている平野氏よりお話を伺います。
「分人」という発想で「私」を見つめなおすと何が変わっていくでしょうか。
■キーワード
#生涯学習 #著名人 #福祉