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松井久子まつい ひさこ

映画監督 / 脚本家

プロフィール

1946年 岐阜県飛騨生まれ、東京出身。早稲田大学文学部演劇科卒業。 
1976年 「週刊平凡」「アン・アン」等の雑誌ライターを経て、
     俳優のプロダクション有限会社イフを設立。
     数多くの俳優のマネージメントを手がける。
1985年 (株)エッセン・コミュニケーションズを設立し、 プロデューサーとしてドラマ・
     旅情報・ドキュメンタリー等のテレビ番組を多数企画・制作。
1998年 映画初監督作品「ユキエ」ではアメリカ・ルイジアナを舞台に、45年間連れ添った
     夫婦の愛と老いの姿を描き、内外の映画祭で高い評価を得る。
2002年 第2作「折り梅」公開。脚本も手がけ、日本の平均的な家族が再生する姿を
     老人介護を軸に描き、公開から2年間で100万人の観客を動員。
2003年 日米合作の第3作映画「レオニー』」画制作に取りかかり、2009年クランクイン。

■主な出演・書籍
 (書籍)
  ・「ターニングポイント~「折り梅」100万人をつむいだ出会い~」講談社
  ・「ソリストの思考術・松井久子の生きる力」六曜社
  ・「何を恐れる フェミニズムを生きた女たち」岩波書店
  ・「読む 不思議なクニの憲法」エッセン・コミュニケーションズ

 (新聞)
  ・中日新聞
  ・北海道新聞
  ・日本経済新聞
  ・聖教新聞
  ・朝日新聞

■主な作品
 ・「ユキエ」
 ・「折り梅」
 ・「レオニー」

講演テーマ

命ある限り、輝いて生きるために ~認知症が教えてくれる、ケアの真実~

「ユキエ」「折り梅」。
認知症を題材にしたこの2本の映画制作体験をもとに、認知症、アルツハイマーについての人々の正しい理解を促し、
また家族地域社会がその問題にいかに取り組むべきかを、映画づくりの裏話を交えながらお話しします。
人は皆、命ある限り輝いて生きたい。超高齢社会を迎えて、高齢者が(たとえ認知症になっても)輝いて生きるために、家族はどうあるべきか? 地域社会でどう支えていくか?

女性の生き方を見つめて

50歳になって初めて挑戦した映画監督の仕事。
それは男社会で女性がリーダーであることの難しさを改めて思い知るものだった。
これまで映画監督の仕事は男性の仕事と思われてきたが、「ユキエ」「折り鶴」2本の映画には、
これまでの日本映画では語られてこなかった女性たちの心の叫びが描かれ、女性たちの熱い共感を呼んでいる。

人種と文化の違いを越えて~アメリカでの映画作りに学んだこと~

男社会の中で、女性であり、何の組織にも属していない自信が、居場所を確保するまで、
沢山のハンディーキャップを乗り越えた体験談やアメリカで作成した映画「ユキエ」の制作秘話について話します。
映画「ユキエ」は、芥川賞作品「寂寥荒野」が原作。
原作は、終戦間もない頃に日本に駐留していたアメリカ人兵に恋したユキエと言う看護婦が、
周りから白い目で見られ逃れるようにして、アメリカに渡り嫁いぐ。アメリカでも激しい人種差別に遭いながらも、
懸命に幸福な家庭を築こうとする。子供たちは自立し夫と二人穏やかな老後を迎える時、
ユキエがアルツハイマーに罹ってしまう。

講演会と映画「ユキエ」の上映会のご提案も可能です。
※上映会には、フィルム使用料・映写機材・映写技師が別途必要になります。

■キーワード
#生涯学習 #著名人 #福祉 #人権 #男女共同参画

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