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古川雅一ふるかわ まさかず

東京大学大学院 特任准教授 博士(経済学)

プロフィール

奈良県生まれ。
専門は、公共政策、社会保障、行動経済学。
博士(経済学)。

京都大学大学院経済学研究科修了。京都大学経済研究所研究員、東京大学大学院情報学環・学際情報学府特任准教授、を経て、現在、民間企業の顧問としてAIを活用したヘルスデータ解析支援を行いつつ、経済番組の監修、大学での講義、執筆や講演活動を行っている。京都府立医科大学(非常勤講師)、NPO法人食の安全と安心を科学する会(理事)も兼務。

■主な書籍
 「ねじれ脳の行動経済学」 日本経済新聞出版社
 「わかっちゃいるけど、痩せられない ~メタボの行動経済学~」 NHK出版
 「肥満と生活・健康・仕事の格差」 日本評論社(分担執筆)
 「スポーツ白書 ~スポーツが目指すべき未来~」 笹川スポーツ財団/共著
 「NPO NGO 事典」 NPO研究情報センター(項目執筆)

講演テーマ

ビジネスに活かす行動経済学 ~日本経済の今後を読み解く~

「行動経済学」は、言葉のとおり人間の行動に着目した学問です。従来の経済学では、「人間は合理的に行動する」という前提が置かれていましたが、研究が進んでいくにつれて、人間の「非合理的」な行動に着目することの重要性が指摘されるようになってきました。
非合理的な行動の中にも、ある程度、一定のパターンがある。たとえば、AとBを比較して、AよりBを選ぶほうが合理的な行動としましょう。でも、何らかのファクターがあると、なぜか人間はAを選んでしまう。ということは、言い換えるとそのファクターを分析することで、意図的に選ぶものを誘導することが可能ということなのです。
行動経済学は、このような非合理な行動の中に存在する一定のパターンを見つけ出す学問でもあり、また、社会全体や個人の利益を高めていくための方法を考える学問なのです。
経済学は実はお金を増やすことが目的ではなくて、本人の満足度を高める、満足度を最大化させるということが目的なんです。

成功する力 幸せになる力

頑張っているのに期待通りの成果が出ない、日々の生活に満足できない、お金が思うように貯まらない、つい衝動買いをしてしまう・・・人はそれぞれいろいろな悩みを抱えています。
そんな悩みを解決するために、「成功する力」「幸せになる力」を高める思考術、行動術について、身近な話題を取り上げながら解説します。

わかっているけど痩せられない ~メタボの行動経済学~

人はなぜ、太るとわかっていても食べ過ぎてしまうのか。なぜいつもダイエットを先延ばしにしてしまうのか……。
メタボ克服(健康維持)の第一歩は、まず自分を知ることから。
経済と医療の専門家が、人間の非合理的な行動を探求する「行動経済学」のアプローチで、人々が無意識のうちにハマっている「痩せられない」(不健康)行動パターンを解き明かす。

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